2018年9月13日木曜日

性別と年齢を超えて



このBlogでも度々綴っておりますが
私は高校を卒業して
日本の大学へは進学せず
アメリカへ留学しました



決心したのは18歳の時です



幸運な事に、両親は即賛成してくれましたが
二つの条件を言い渡されました

一つは、薬物に手を出さないこと
(米国は、想像以上に薬物が多いので)

二つ目は、渡航費は自分で稼ぎ
英会話も行きたいなら実費
学費も奨学金等で、賄う努力をすること


当時の私は、日中は高校
帰宅後は、バイオリンの練習と
音楽理論の勉強で
バイトなんて入れられる余裕はありません

家庭の経済状況を察しても
裕福ではないにしても
渡航費が出せないような状況では決してなく
反論もしましたが
「行きたいから行かせて貰える、は甘い。
自分の力で行く努力をしろ」
と一蹴されました


三重県の田舎で、高校生です
時給も安いですし、渡航費を稼ぐのは
本当に、本当に一苦労しました


半年掛けて、渡航費と英会話の資金を工面し
航空券をやっと手にした時の喜びは
今でも決して忘れることはありません

また、あの半年間で
働くことの楽しさや
自律と自由を掴む喜びの基礎を
築いてくれた事は
言うまでもありません


日本に帰国し、社会人となってから
良いこともある一方で
若手というだけで軽視される事や
女性という固定概念を押し付けられたりと
もうこの世間に流されておこうかな、と
半ば諦めてしまう瞬間はあります


それでも、私は立ち返り
18歳の頃を思い出します


頑張って頑張って掴んだ成果
その成果が広げてくれるだろう夢
それら小さな積み重ねで築いてきた自信


この先も、色々感じ悩む時もあるでしょうが
謙虚な気持ちは大切にしつつも
年齢や性別に躊躇することなく
歪んだ常識に押し潰されることもなく
私の道を歩んでいきたいと思います


Maki




2018年9月8日土曜日

無題




本日は別の事を綴ろうと考えておりましたが
私自身に語りかけるために
こちらを綴りたいと思います


通常、被災地というと
何処を指しているのか分かるものですが
最近は、何の被災かを前置きしないと
何処の被災地の話をしているのか
分からない程に天災が多い日本です

ライフラインがストップしたり
帰る家や、愛する人をなくしたり
その苦労や心痛は、どんなに想像しても
想像の域を超えないほどだと思います


娘のミルクを作りながら
オムツを交換しながら
また、暑くてエアコンを付けた時
愛する家族や友人と会話をしている時
本当に有難いことだと気付かされます


どなたかの歌詞で
鼻が詰まった時に、呼吸をしていた事を思い出す
とありますが、正にその通りです


昨日のBlogでも綴りましたが
ハイヒールと向き合える事は
最高の贅沢であり
当たり前の事ではないのです


改めて感謝の気持ちが湧いてきます


今、此所で、この環境で生きられる事に
心から感謝して
精一杯、出来る事をやっていく
そう強く思います


Maki



2018年9月6日木曜日

いつまでレッスンを続けるのか




ハイヒールのレッスンは
何回受ければ終わるの?

そういった質問を受ける事が
度々あります


頻度は変化しても、ずっと続ける
これが、私の決まり文句です


レッスンを始めると分かって頂けると思いますが
小手先の技をかじっただけでは
全く美しく歩けないのです

言い換えると、ハイヒールで美しく歩くのは
そんな簡単なことではないのです

初回で、己の現状の歩きにショックを受け
回数を重ねながら、筋肉と脳をコネクトし
更に回数を重ねる事によって
身体の軸を構築させる


そして徐々にヒールの高さも高くなり
少しずつ美しい歩きを
自分のものにしていく


軸が出来たと思ったら
季節や思わぬ環境の変化で
新しい癖が出てきてしまい
それを修正していく


これを、煩わしいと思うか
小さな成長をゲームと思って楽しむか
それは一人一人の価値観に委ねるところですが
私は一つの贅沢だと捉えています

ハイヒールでの歩きを通して
ここまで美しさに真っ正面から
向き合う時間と心をもてるのです

生活でも仕事でもない
美しさに没頭する時間を持てる事は
贅沢以外の何ものでもありません


昨日できたのに、今日は出来ない
そんな事の繰り返しですが
お陰で、ハイヒールに対して
(美しさに対して)
日々謙虚にいられるのです


話はそれてしまいましたが
レッスンを続ける理由は
やはり第三者からのメンテナンスは
必要不可欠だからです


一人で動画を確認し修正方法に
苦心し時間を掛けるのではなく
プロに相談し、より着実に
そして早く改善する


時間という有限な枠の中で
なるべくスムースに進めていきたいからです


この美しきゲームに
一人でも多くの方が開眼されることを
願っています



2018年8月30日木曜日

ハイヒールが大好きです



まるで小学生の愛の告白の様な
タイトルですが
これが私がハイヒールを履き続ける
最大の理由です


前回、無惨な結果に終わった
12cmのクラシカルタイプ

昨夜のハイヒールレッスンで
Asamiさんに
「Makiさん、やはり12cm履けるはずです
いってみましょう」
と仰って頂き、再挑戦しましたところ
前回より格段にマシになっておりました


前回が生まれたての子鹿でしたら
今回はなんとか立ち上がれた子鹿
と表現すれば
想像して頂けやすいかと思います


同じ10cmでも、Gianvito Rossiから
Louboutinに戻し、この一週間
エクササイズをしてきました

毎日のエクササイズでは
Louboutinから伝わる強い緊張感に
私のマインドも強化され
揺るがない軸が構築されているのを
確実に感じていました

昨夜、Asamiさんに言われ
恐る恐る足を通した12cmのLouboutinは
厳しいながらも
私を受け入れてくれているような
その様な感覚を覚えました


今朝からは早速12cmで
エクササイズを行っており
エクササイズを終えて
試しに10cmを履いてみたところ
嘘ではなく本当に
フラットシューズのような感覚です


1年前のオートクチュールで
12㎝の世界に入り
妊娠出産を機に10㎝に戻して
早く12㎝へ戻りたいと努力をし
やっと戻ってこれた、この世界


12㎝で立つ時の高揚感と
自分が発するエネルギー

私のエネルギーの境界線は
12㎝なのだと、改めて感じます


ハイヒールは、正しく歩けた時
女性としての自信
生きていく強さ
華やかさ
その全てを私に与えてくれます



やはり、ハイヒールが大好きです
明日もその先も
ずっとハイヒールと歩みます


Maki AMELKIS

2018年8月28日火曜日

良きパートナーシップの為に 勝ち負けを手放す




昨夜、コンサルティングを終えたあと
強い疲労感を感じました

ここ数日は夫が出張の為
連日1人で育児にあたっていたこともあり
平気だと思いつつも
身体は疲労していたのでしょう


入浴を終え、1人の時を
過ごす時間も惜しく
真っ直ぐ寝室へ向かい


扉を開けた瞬間
ジャスミンの安らかな香りが
私の五感を瞬時に包み込んでくれました


夫が私の小さな変化を感じ
アロマを焚いてくれていたのです


その時に気付いたのです
この数ヶ月、私は香りから
無縁の生活を送ってきたと


アロマを焚くことも
香水を纏うことも
全くしていなかったのです



また、私はここ数ヶ月
知らぬ間に心身ともに
緊張状態にあったと
気付かせてくれました


硬くなっていた心の壁を
ほろほろと溶かしてくれる
そういった、とても不思議な
感覚に満たされ
何故かその安堵感に涙が流れながらも
心からリラックスして
夫と共に眠れたのです


夫とのパートナーシップにおいて
これが私の学びの一つなんだと
強く意識させられることは
2人の関係に勝ち負けを手放す
ということです


お互い別の人間ですので
痴話喧嘩をする事もありますが
夫の主張は常に
自分が勝ちたい
なぜ自分だけが損をするのか
といった観点が全くありません


夫は常に、人生を共に作り上げていく為に
どう2人で改善していけるのか
そこにのみ焦点を当てて話します


私が勝つことに意識が向けば向くほど
それは、相手のエネルギーを奪う
そういう行為なのだと
分かるようになってきたのです


勝ち負けや、比較にはまりそうな時
感謝や思いやりに
気持ちを向けるように

共に幸せになりたい
という本音を大切にするよう

心掛けています


香りからパートナーシップまで
話が飛躍してしまいましたが
昨夜の香りは、とても素直に
夫との関係について
文字に起こせる、起こしたい
というエネルギーを私に与えてくれたのです


愛を込めて


Maki AMELKIS

2018年8月26日日曜日

一歩前をいったエネルギーを纏う



以前から行きたかった
Chaumet展

目覚めと同時に
今日行こう、と決心し
娘をベビーカーに乗せて
行ってまいりました


宝石そのものが美しいのは勿論ですが
世紀を超えて伝わる
職人の全身全霊を掛けた
美学という崇高なエネルギーに
短い時間ではありましたが
ゆっくりと浸る事ができ
同時にエネルギーチャージも出来ました


一流の発するエネルギーは
纏う者を引き立てますが
それに見合う努力をしなくては
一瞬にして蹴倒されてしまいます


妊娠後期から先週までの約4ヶ月程
私は甲が狭いLouboutinではなく
Gianvito Rossiの10.5cmを履いてきました


先日のAsamiさんとのレッスンでは
遂に12cmのLouboutinに切り替えたのですが
信じられない程に軸が取れないのです

どれ程取れなかったかと言うと
足と足を付けて立っていられず
立っていても膝が曲がった状態
それ程のレベルです


これには私は勿論、Asamiさんも
驚愕していました
何故なら、素足のエクササイズから見ても
12cmでもう少し軸が取れていても
おかしくないからです

では何が原因で
そこまで軸がとれなかったのか


やはり私の脚が
Louboutinのエネルギーから
かけ離れすぎたからです

久しぶりに履いたLouboutinに
悲しくも私の脚は
蹴倒されてしまったのです


Gianvito Rossiも
一流には変わり在りませんが
やはりLouboutinには劣ります
それは見ていても履いていても
分かる違いです


長期にわたりLouboutinから離れ
甘えてしまった結果
私の足のエネルギーは
知らぬうちに下がってしまったのです


よく分からない事を言っている
と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが
かつて発していたエネルギーも
自分を甘やかしてしまえば
いとも簡単にレベルは下がります


再度戻す為に使うエネルギーも時間も
極論を言えば、遠回りです


自分を高めようと思うのであれば
一歩先の物を纏う
間違っても一歩後ろの物を選んではいけない


Maki AMELKIS

2018年8月10日金曜日

プロを見極める




昨年のオートクチュールでの1枚

娘と共に散歩を兼ねて
夫を駅まで迎えに行ったとき
暑い気温の中、僅かではありますが
秋の気配も感じるようになりました

調べると、8月7日が立秋だったので
あながち私の野生の勘は
外れていないようです


既に2018年も8月に入ったのかと
改めて今年の時の早さに驚愕します


1年前といえば、丁度Asamiさんの
オートクチュールレッスンを
5日連続で受けたときです


オートクチュールの素晴らしさを語ると
Blogが超長編になってしまうので
割愛させて頂きますが(笑)
Asamiさんの真髄を間近で感じ
そのプロフェッショナルな生き様に
終始、圧倒され続けていました


私は自分にとって大切で専門外の事は
プロに任せると決めています
溢れる情報に惑わされたくありませんし
無駄な投資をしたくないからです


私がプロに委ねていることは
ハイヒール、肌の管理、整体
下着、ネイルの5つですが
どれも確固たる理論を確立し
ご自身の職業に強靭な
生き様を持ってらっしゃいます


また共通しているのは
皆さまその道の専門家
謂わばその道のドクターです


巷に溢れる情報や誤った認識を
その確信をついた理論で正してくれます


他のコンサルの方々も
常々綴られていますが
ハイヒールは足に悪いという
ドクターや、その証言を元にした
情報が溢れています


しかし、そもそもそのドクターは
ハイヒールの専門家ではなく
ハイヒールでの正しい歩き方を
ご存知ありません


誤った歩きをすれば
身体を痛めることは明らかであり
「ハイヒールは身体に悪い」は
そういう誤った歩きをベースにした
結論でしかありません


そもそも
正しい歩き方をしている日本人が
何人いるでしょうか


残念ながら、殆どいないのが実情です


嘘でも冗談でもなく
ハイヒールを履く人口の99%は
誤った歩き方をしています


そうなれば
ハイヒールで身体を痛める人が
マジョリティを占めてしまい
「ハイヒールは身体に悪い」の
法則が成り立ってしまうのです


本当に馬鹿げている
と心の声を文字に起こしてしまいましたが
本当にこの刷り込みが残念でなりません


ハイヒールは正しく使えば
女性の美しさを高め
理想の脚の形を作りだします



ドクターが言っているからと
その話を鵜呑みにするのではなく
「何の」ドクターが証言しているのか
そういった視点で物事を
見極める目を忘れたくありません


Maki -AMELKIS-

2018年8月7日火曜日

母の時間と私の時間


心から信頼する友人との時間は
家族とも、夫とも違う
特別な安らぎを覚えます


先日久しぶりにお会いした友人
正確には会社の先輩ですが
一緒に過ごす時間のエネルギーが
心地良く、先輩後輩を超えて
深い友情を感じています


本人には伝えていませんが
私の彼女への影のニックネームは
歩く百科事典


知性、教養、興味のジャンルが
幅広く、その聡明さもあり
話し方、センス、生き方の全てが
魅力的な方です
その知識は何処に行けば知れるんですか?
と聞きたくなったことは
数知れずです


その友人から
出産したMakiちゃんにとって
楽しい時間の手助けになれば
との言葉を添えて
水彩画キットを贈って頂きました


彼女の意図してくれたことは
育児で疲れているだろう私に
マイペースに自由な発想で
美しい色と時を過ごしてほしい
ということです


「私の」時間を楽しいんでほしい
という気持ちを感じました


前置きが長くなりましたが
Asamiさんから出された
今週のBlog課題は
母でありながら美しくあるために
がテーマです


何度か考えましたが
私が日々、意識的に
取り組んでいることは
自分の時間を大切にする
ということです


意識していないと
娘の世話や家事で
一日が終わってしまいます


ハイヒールと向き合う時間は
勿論のこと、友人との食事や
コンサート、ヴァイオリンの練習
また面白そうな情報には
常にアンテナを張り
可能な限り出向くようにしています



これらに掛ける時間や頻度は
多くはありませんが、それでも
この時間をもつことで
母親としての時間とは異なる
緊張感と心地よいエネルギーを
保つことができています


日本では、私的な時間を持つ事に
罪悪感を覚える母親を見かけますし
社会的な風潮も見られますが
母親の全ての時間とエネルギーを
子供に捧げる事だけが愛情とは
私は決して思いません


明るく強いエネルギーを生み出すのは
他の誰でもなく自分自身です
「何」が活力となるのかを
見極め、その時間をもつことは
強く美しい母親だと私は思います



但し、睡眠不足の時は睡眠優先です
睡眠不足では、活力云々の前に
筋肉もまともに動きませんので


Maki -AMELKIS-












2018年8月2日木曜日

生き様を語れる人生を



先日、授乳中ではあるが
あまりの嬉しさ、そして
友人への敬意と祝福を込めて
久しぶりにアルコールを口にした


アメリカの大学時代の友人
Carloは、イタリア出身のギタリストである
彼はイタリアでの著名なコンクールで優勝し
この夏、タイ、日本、台湾、香港で
コンサートを開いている


先日行われた日本でのコンサートで
彼の演奏のあまりの素晴らしさに
胸の奥から熱い気持ちが込み上げて
止まらなかった


彼の演奏を最後に聴いたのは
6年前だが、正直あまり記憶にない
言葉を変えると、心に残っていない

しかし、今回のコンサートは
本当に6年前と同じ人物が
弾いているのかと耳を疑う程
彼の演奏は以前と別物になっていた


舞台袖から現れた瞬間から
会場の観客を惹き付ける威厳があり
演奏が始まるや
一つ一つの音、間、呼吸の全てに
彼がどれ程の思いをそこに乗せているのか
痛いほどに伝わってくるのである


彼の6年間の生き様を
話さずとも音楽が語ってくれるのだ


コンサート翌日、2人で夕食をとり
彼にこの6年間の変化について聞いたところ
ひたすら真剣にギターと向き合ってきた
と語ってくれた


私はそれを聞き、涙が出そうになった
やはり人は何かに真剣に向き合った時
人生のステージは大きく変わり
その生き様は向き合ってきた対象に
確実に現れるのである


私がAsamiさんの美しい歩きに
魂から圧倒されるのは
単に歩きが美しいからだけでなく
ハイヒールに対する真剣な生き様が
その歩きを通して伝わるからだ

生き様とまで言えるほど
努力を積み重ねたものは
小手先のテクニックや見せかけで
塗り固めた偽物とは
次元が違うのだ


自分の生き様が何だったか
それを語れる人生とは
決して他力の人生ではなく
真に自分の人生を歩んできた
証拠とも言える


そんな美しい生き様を
追い求めていきたい


Maki -AMELKIS-




2018年7月31日火曜日

人生の主役からおりない



妊娠、出産を経験して思う
女性は、その性を自分自身が
どれほどリスペクト出来るかを
人生で試される機会が
男性のそれに比べると各段に多い


もちろん男性も、男性性を意識する
ターニングポイントは幾つかあると思うが
女性ほどはっきりと身体の変化を伴う
ターニングポイントはない


成人女性になれば
妊娠、出産、育児、そして閉経
を経験する女性は多い



妊婦健診の通院や
出産時の入院を経て
このターニングポイント
真っ最中の女性を多く見かけたが
女性にとっては試練の時


意図せずとも体系やホルモン量は激変し
善くも悪くも子供第一になり
自分のことは後回しになってしまう


その中でも、自分の女性性を意識しているか
していないかは、恐ろしいほど顕著に現れ
その二極化は想像以上のスピードで進んでしまう



生まれてくる(生まれた)子供に夢中で
正に「我関せず」の如く
自分の人生の主役を
子供に渡してしまう。
ご自身を丁寧に扱う事を止めてしまう。
一度こうなってしまうと
元に戻るのは大変だ


体調が激変する妊娠中
24時間体制の育児において
美に対する緊張感を維持し続けるのは
時に不可能という文字が頭をよぎるが
やはり二度と戻らないこの瞬間
女性性を意識したマインドを忘れたくない


貴女の人生の主役は、生涯、貴女自身です


Maki -AMELKIS-






2018年7月26日木曜日

音楽家へ捧げるハイヒールの哲学②



音楽家にこそハイヒールを
と綴った前回のBlogですが
気になるのは、バランスがとれず
演奏し辛いのではないか
ということではないでしょうか


音楽を奏でるにあたって
重心のかけ方は非常に大切です


私はヴァイオリンしか弾けないので
その他の楽器の知識は深くないですが
ヴァイオリンを弾くにあたり
下半身に重心を置き
上半身を脱力させることは
巧みな技術を連続的に使い
美しいメロディを奏でるにはマストです



このしっかりとした重心をおくべく
フラットシューズやローヒールを
選ぶことは、半ば常識化しています



もちろん、かつての私もそうであり
ハイヒールを履いて演奏するなど
先ず考えもしませんでした



本番用のドレスで華やかさをもたせ
足下は適度に綺麗なフラットシューズ
これが定番スタイルでした



先に結論をお話しさせて頂くと
ハイヒールでも、重心をとることに
何の問題もありません


母指球をしっかり捉え
力を内側にもたせ一本の軸をつくれば
一つ一つの音に芯が通り
音の飛びが格段に良くなることが
実感できるはずです


しかしながら
ここで私が幾ら文字におこそうと
実体験を伴う証明がないことには
ハイヒールで本番に挑むという事に
抵抗があることと思います


そこで、私はこの秋
ヴァイオリンのソロコンサートに
10cmのハイヒールで挑戦することと致しました


私もハイヒールを履いての本番は
初めてとなります

本番まで2ヵ月程しかなく
乳幼児の育児真っ最中ではありますが
全てはタイミングです


教室に通い発表会がない限り
ソロで演奏する機会を頂ける事は
多くありません


この体力的にも時間的にも
全く余裕がない今、
声を掛けて頂いたことは
私がすべき何かがあるのだと思っています

以前から心に思っていた
音楽家にこそハイヒールを履いてほしい
という秘めた願いを
身をもって実証し、広めていく
内に秘めたビジョンを
少しずつ現実化させていきたいと思います


時間に追われる日常ではありますが
コンサート本番まで
完全燃焼を心に決めました



出来るか出来ないか、ではなく
するかしないか
それもまた一つの決断手段です


全ての音楽家へ心からの経緯を込めて


Maki AMELKIS




2018年7月18日水曜日

音楽家へ捧げるハイヒールの哲学①



私は、私を望んで下さるのであれば
ハイヒールで美しく歩きたいと願う方々へ
その哲学をお伝えしていきたい


そこに性別、年齢、職業の枠はない


ただ一つ、私は特に音楽家の方にこそ
このハイヒールの哲学を知ってほしいと
願っている


会場全ての人々を惹き付ける
美しい歩きとカリスマ性を持つ奏者を
一人でも増やしたいのだ


私の持論ですが、音楽とは
聴かせ、そして魅せる
総合芸術であると思っている



目を閉じれば美しい音色
目を開ければ美しい姿



美しい姿とは、決して姿形だけではなく
美しい姿勢と自信溢れるオーラである


拍手と共に現れる奏者
如何に着飾っていようとも
猫背であっては
印象は天と地程に差が出る


舞台袖から舞台中央までの歩行
演奏はその時点からスタートしている





全てがそうとは言い切らないにしても
日本人奏者は、欧米出身の奏者に比べると
どうしても華が足りない


恐らく日本人の美徳である謙虚さが
放つオーラを半減させているのだろう

そして筋力が劣る事から、姿勢も
猫背気味であることが非常に多い


楽器によっては
ハイヒールを履けないものもあるが
たとえそれがフラットシューズであっても
3cmのヒールであっても
ハイヒールの哲学を通して
美しい姿勢と、魅せる自信は
確実に身につける事ができる



Maki

2018年6月26日火曜日

復帰にかける思い



兎にも角にも、スタートのテープを切る

5月1日の出産後、漸く昨日より
コンサルティングに復帰しました


当初1ヶ月検診が終わり次第の
復帰を目指しておりましたが
出産時に歪めた骨盤の治療があり
漸くDr.からGOサインが降りたので
満願の思いで約2ヶ月ぶりに
復帰する事が叶いました


正直に告白しますと、出産後
ただの一度もエクササイズはしておらず
このようなコンディションで
コンサルティングを開始し
Asamiさんの前に立つことに
戦々恐々としておりました

また更に正直に告白しますと
コンディションの自信の無さから
Asamiさんがバカンス中に
エクササイズをして
少しでも「マシ」な状態で
復帰をしようとも考えていました

Asamiさんは、とてもお優しい方ですが
日々のエクササイズ無しで乗り切れる程
簡単なレッスン内容ではありません



しかし、どのような状態であっても
スタートのテープを切らないことには
何も始まりません

再開が延びれば延びるほど
言い訳は増え、自信は減るもの


恥もプライドも捨て
現状を曝け出す


その様な心境と覚悟で再開した
昨夜のレッスン


大変有難いことに
型は大きく崩れていない
とAsamiさんに褒めて頂き
また更に有難いことに
Blogでもレッスンでのことを
綴って下さいました


一方で筋力の低下と
抱っこと授乳による
デコルテと頭のポジションのズレは
大きな課題です


出産前にストイックに
没頭したエクササイズ
そして理論でもって理解した
ハイヒールでの歩き方


これが大きな財産となって
空白の期間というハンデを
カバーしてくれたことは
言うまでもありません


如何なる状況下においても
力を出し切ることこそが
人生のコマを前進させる
動力になるのだと
改めて確信したと同時に
言い訳もせずに力を出し切った
過去の自分を誇らしくも思います


やっと戻ってこれた
愛するコンサルティング
以前にも増してエネルギーが
満ち溢れており
このエネルギーの循環を
止める事なく突き進みます



心からの愛を込めて

Maki